当社は創業48年目を迎え従業員も50人を超えてきました。
本社には25人ほどの社員が出社することもあり、各部署の人数も増えてきたこともあり部署内のコミュニケーション、隣接部署のコミュニケーションが不足してきてると感じていました。
問題は人数が増えた事ではなく、やはり管理職の在り方でほとんど決まると思っています。実際に、一番人数が多い部署ではそれほど大きな問題は起こらず、隣接部署に対して働き方やコミュニケーションの取り方に問題があるといった声が上がることが増えてきました。
そこで管理職の教育と育成が必須になります。
管理職になるまでに評価制度によって実績をある程度積み上げてきたので、実績はあります。だからといってマネジメントに優れているかというと、そうではない管理職やリーダーもいると思います。
トップダウンで短所を指摘し、改善を要求しても不得意な所はなかなか直りません。また、欠点を指摘されたため、承認されていないと感じ社長と管理職との関係性は悪くなります。その影響で長所も活かされなくなり、余計雰囲気が悪くなります。
では、どのようにして部署内や隣接部署との関係性や雰囲気を向上させるのか?
それは「挨拶」です。
私は、この挨拶の徹底で社内の雰囲気は改善できると確信しています。しかし、役職の高い人から徹底的に気持ちのいい挨拶をすることが条件です。
私は代表をしているので私はかなり意識してます。
「おはようございます」「お疲れ様です」「ありがとう」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」「気を付けてね」「ごめんなさい」「いらっしゃいませ」
これらの言葉を大きく、ハキハキ意識して感情込めて言うようにしてます。
従業員のみんなには業者さん、お客様にまず「いらっせいませ」の徹底をするようにしています。本来、社内で当たり前のように言えるようになってから、お客様にとなるのが理想です。
しかし、社内で雰囲気が悪くなっていると、逆に社内で言う方が難しかったりします。
そこで、「お客様や業者さんをしっかりとおもてなししよう!」という名目で意識付けをするようにしています。
そうすると自然とみんな実施できるようになります。結果的に社内同士でも声を掛け合うようになり、コミュニケーションが取りやすくなります。
効果が出るまでは少し時間がかかりますが、自分でも気持ちが変わりますし、みんなに伝染していくのが分かります。何人かで結束し、数人で徹底していけばより早く雰囲気が変わっていきます。